こんにちは！ハーバーハウス保険事業部の目黒です！

 

競馬の祭典「第９０回日本ダービー」が５月２８日に行われました。

皆さんは今年の日本ダービーをご覧になりましたか？

応援した馬は優勝しましたか？

競馬ファンの私としては、毎年日本ダービーが終わると「祭りのあと」のような気持ちになり、少し寂しくなってしまいます。

 

今年の日本ダービーは色々なことが起こりました。

私が「万馬券を当てた！」ということではありませんので念のため。

私の馬券は悲しい出来事とともに外れてしまいました…。

 

日本ダービーは発走の前に国家独唱があります。

今年は歌手の石井竜也さんが独唱を務めました。

過去には石川さゆりさんや木村カエラさんも国家独唱を務めています。

国家独唱が終わると日本ダービーの緊張感みたいなものが一気に高まっていきます。

 

出走馬１８頭がすべてゲートに入り、無事にスタートを切った！と思ったら、８番人気のドゥラエレーデが落馬して競走中止となってしまいました。

馬がスタート直後に躓いて体勢を崩してしまったようです。

波乱の予感がするスタートとなりました。

スタートして道中は、２番人気のスキルヴィングが私の目には何となく動きが悪いように見えていました。

４コーナーを回って直線に入っても馬がまったく上がっていかず、後方のまま１７着でゴールをしました。

異変を感じていた鞍上のルメール騎手がゴール直後に下馬すると、スキルヴィングはそれを待っていたかのように１コーナー手前までフラフラと歩いていき、そこで倒れこんでしまいました。

そして横たわったまま動きません。

その側ではルメール騎手が心配そうにスキルヴィングの体をなでていました。

競馬場内がざわざわする中、スキルヴィングは馬運車で運ばれて行きましたが、後にＪＲＡから急性心不全での死亡が発表されました…。

きっと苦しかったであろう中、レースを一生懸命に走り切り、鞍上のルメール騎手が無事に下馬したのを待つかのように芝生に倒れこみ、絶命してしまったスキルヴィングに、私は目頭が熱くなりました。

私の馬券はすべてスキルヴィングを含めて購入していたので、外れてしまいましたが、それよりも悲しい気持ちのほうが強かったです。

 

 

日本ダービーを優勝したのは、D.レーン騎乗の4番人気タスティエーラです。

好位から直線で脚をのばし、１番人気のソールオリエンスの猛追をクビ差しのぎました。

皐月賞の１着馬と２着馬が逆転してゴールしたカタチになります。

ソールオリエンスは、皐月賞を優勝したときのような爆発力が直線では見られず、惜しくも優勝を逃してしまいました。

鞍上の横山武騎手は２年前の日本ダービーでもハナ差で勝利を逃していたので、今回の日本ダービーは期するところがあったと思いますが、またしても悲願の日本ダービー制覇とはなりませんでした。

無敗で皐月賞を圧倒的なパフォーマンスで制し、日本ダービーでは断然の１番人気になっていましたから、横山武騎手の悔しさは計り知れません。

人馬とも「負けて強し」と思わせる内容だったので、今後の活躍に期待したいですね。

２０２３年日本ダービーはいろいろな意味で心に残る結果となりましたが、６月３日の競馬開催からは来年の日本ダービーを目指して新馬戦がスタートします。

来年の日本ダービーを賑わせてくれる素質馬が現れてくれるのを楽しみにして引き続き競馬を楽しみたいと思います。

 

次回のブログは、６月９日更新の予定です。