こんにちは!ハーバーライフデザインの目黒です!
日本のさまざまな物価の値上げが続いている中、保険商品も例外ではありません。
2024年10月より国内大手損害保険会社の火災保険料が値上げされます!
10月1日保険開始の火災保険から約10%前後の値上げとなります。
過去5年間で4回目の値上りとなり、今回の値上げ幅が一番大きいといわれています。
食料品や電気代などの値上りが続いて困っている中で、「保険まで値上げか~」と思ってしまいますよね。
なぜ火災保険の保険料が上がるのか?
火災保険では火災事故以外にも自然災害による事故も補償できるのですが、これまでの自然災害多発により損害保険会社の保険金支払いが増加しており、火災保険の収益がどんどん悪化しているからです。
火災保険だけをみると、保険会社はぜんぜん儲かっておらず赤字収支なのだと聴いたことがあります。
過去10年間の主要な自然災害によって支払われた保険金の総額を見てみると、とんでもない額の保険金が支払いされていることが分かります。
- 2019年10月 台風19号 5,826億円
- 2019年09月 台風15号 4,656億円
- 2018年10月 台風24号 3,061億円
- 2018年09月 台風21号 1兆678億円
- 2018年07月 中四国豪雨 1,956億円
- 2015年08月 台風15号 1,642億円
- 2014年02月 関東雪害 3,224億円
※一般社団法人 日本損害保険協会調べ
2024年9月現在も台風シーズン真っ只中ですので、被害の増加が心配ですよね。
2024年10月に保険料を値上げしない損害保険会社もありますが、火災保険の収支が悪いのは同じなので、今後に保険料の値上りが予想されます。
そして今回は火災保険料の値上げだけでなく、水災補償に対する保険料が水災リスク別に5段階に分けられました。
市町村別に水災等地区分が設定され、保険料の安い「1等地」~ 保険料の高い「5等地」の5区分となりました。
現在お住まいの地域がどの区分になるのかは下記から調べることができます。
今回の保険料値上げに加えて、水災等地区分が高い地域では保険料が更に高くなることになります。
また、水災等地区分が低い地域は保険料が値上げされているにもかかわらず火災保険料が安くなることもあります。
火災保険料が値上りするからといって、火災保険に加入しない選択をしてしまっては、自然災害が多発するようになった現在では、やはり心配になりますよね。
火災保険に加入するにあたっては、現在必要な補償額の設定や居住地域のリスクに備えることができる補償・特約を検討することが大切です。
値上げの幅は損害保険会社で異なりますので、検討によっては保険料を節約することも可能です。
・これから火災保険の加入を検討している
・加入している火災保険の更新が近い
・加入している火災保険はよく検討しないで入った
・加入している火災保険の補償内容が分からない
などが当てはまる場合は、火災保険を比較検討・見直しをしてみてはいかがでしょうか。
ハーバーライフデザインでは、住宅メーカーの保険専門部署としての豊富な知識と経験をもとに、火災保険の見直し・アドバイスができます!
相談をご希望の際は、下記フォームよりお問合せください。
創意工夫と見直しで、さまざまな値上げラッシュを乗り越えていきましょう!
次回のブログは、9月13日更新の予定です。